6時30分頃目が覚めた。まだ、夕べの酒が残っている。今回のツアーは、塩野さんが計画を立ててくださり、クラブの北海道事務所に連絡して、各牧場に行く時間が決められていた。服部牧場は8:00となっていた。7:35頃ホテルを出発する。8:00少し前に服部牧場に到着。出てきてくれた牧場の方に「おはようございます」と挨拶する。牧場の方は、「おはよう。早いな。いくら牧場で、朝が早いと言っても、朝飯くらい食うぞ」と笑いながらおっしゃった。(朝食の最中だったようだ。すみません。そういえば、我々も朝食の前だった。)少し、離れた分場に案内され、車でついていった。 昼夜放牧しているとのことだった。まずP49サンキリコ×マークリシルバー、P45アンバーシャダイ×シュンミサキを見せていただく。P49サンキリコ×マークリシルバーは鈴木さん、野口さん、窪田さんが、購入していて、注目の一頭。茶色の入った独特の芦毛だ。確かにりっぱな体をしていると思った。たずなを離した後は、元気に飛び回り、仲間と相撲を取ったりして遊んでいた。道を挟んで反対側に牝馬が放牧されていて、P9パラダイスクリーク×サクラジョイナー、P33パラダイスクリーク×サスペンスクイーンなどを見せていただいた。「服部牧場のホームページがある」と聞き「じゃ、私リンク貼ります」と言った。お礼を言って服部牧場を後にする。
Seicomart(セイコマート)というコンビニで朝飯を買う。Seicomartは静内の周りにはよくあった。逆にセブンイレブンやローソンやファミリーマートは見かけなかった。
9時過ぎに塩野さんが、クラブの北海道事務所へ電話して、時間と場所を確認した。塩野さんは時間通り回れるか気にしていたが、クラブの人は、「回れますよ。時間通り回って下さい」との事だった。目名共同育成所には、予定の9:30の10分前に着いた。
塩野さんの愛馬、4歳のベストホリスキーを見せていただく。とても大きな馬体をしていた。塩野さんは話し上手で、牧場の方にあれこれ、質問していた。それから、牧場の方の車の後について、岡田牧場に移動した。昨年も来たグリーンの屋根が印象的な牧場だ。始めにP17ダンスホール×サンドピープルを見せていただく。左腕にイレズミを入れた外国人の方が引いてきて下さった。順調に成長しているようだ。
さらに今度は歩いて、2人の牧場の方に案内され、牝馬のいる分場の方へ移動した。「柵の中に入っても良いですよ」と言われ、中に入った。P8トニービン×エテールとP12ブライアンズタイム×マルティチュードの他、たくさんの牝馬がいて、見ている間にも腕や背中に鼻づらを押しつけてくる。みんなおとなしくて、とてもかわいかった。「牧場にいる時はみんなおとなしいよ。トレーニングが始まると、きつくなる馬もいるけどね」とのことだ。塩野さんも、鈴木さんもそうだったが、鼻づらをなでる、辺見さんの目がとても、優しい目だったのが特に印象に残った。なんかとても良い雰囲気だったが、出発時間にセットした私の電子手帳のアラームがなったので、「そろそろ時間ですよ」と言って、切り上げた。牧場の方に何度もお礼を言って、岡田牧場を後にした。
ヒダカファームでは、最初にP6シンボリルドルフ×ディクターガールを見せていただく。「気性はルドルフの子だから激しいです」とのことだった。鈴木さんがビデオを撮っていたので、「歩かせましょうか」と言って引いて歩かせていただいた。丁度、2歳馬募集ビデオみたいに。厩舎内には音楽が流れていた。デパートの閉店の時に流されるような、静かな曲だ。次にP47クリスタルグリッターズ×ウェルデンを見せていただく。例によって、塩野さんがいろいろ質問する。
「がっちりしていて、丈夫そうですね?」か、何か聞いたとき、「いや、良く言えばそうですが、悪く言えば、ただのチビデブですよ。でも顔はかわいいです。」と正直な話をしていただいた。ちょっと、脚もとを痛めていたのか、歩かせていただいたとき、牧場の方は気にしていた。3日後にユニオンから、ビデオを取りに来る予定とのことで、「行ける、行ける。これなら大丈夫だ。」とおっしゃっていた。やはり、良い状態で、写真なり、ビデオに納めたいと誰でも思うのだろう。何処の牧場でも、たいてい、ちゃんと立たせるようにしてくださった。こちらが、シロウトで使い捨てカメラで撮ろうとしていてもだ。
出発予定の時間になって、塩野さんが「そろそろ行きましょう」と言った。「ありがとうございました」と言って車に戻る。私も、時間だなと思っていたが、電子手帳のアラームが鳴らない。車の中でチェックしたら、午前と午後を間違えてセットしていた。
イスズ牧場(きれいな家、自分で使おうと思っていた)
14:30予定で予定通り着いた。P20ラストタイクーン×コウミョウクイーンを見せていただく。「自分のところで、使おうと思っていたけれど、ユニオンに出してみればと進められて。」との話だった。とても、正直な方で、「2100万円だと3勝ぐらいしないとペイ出来ないから、1000万円くらいの馬を買って楽しむのが一番、良いんじゃないかな。」などとアドバイスまでしていただいた。塩野さんがかなり気に入っていて、「くだらない質問をしても良いですか?」「いいですよ」「コンミョウクイーンのコウミョウてどういう意味ですか?馬名応募の参考にしたくて。光の「光明」ですか?巧みな「巧妙」ですか?」「ははは、馬主さんがつけたからよく分からないけど、光明じゃないかな。」話がはずんでいた。きれいな家だ。小規模な牧場なのだろうが、産駒の堅実な活躍で、裕福なのかも知れない。我々が馬を見せていただいている間、そばで猫とおじいさんがじっと立って見守っていた。塩野さんは「こんなになるまで、なでちゃいましたよ」と手のひらを見せた。泥だらけだった。お礼を言って、引き上げる。
辻牧場(広大な草原、これが牧場だ)
イスズ牧場から交代して、私が運転した。辻牧場は15:15の予定だ。左折した道を少し行ったところにあるはずだが、看板が見つからなくて、行きすぎた。Uターンして徐行して走ったら「辻牧場」があった。時間通りだ。だが馬は、分場にいるとの事だった。「少し行ったところを左折して」とのことで左に入る道に注意しながら走った。1本道を通り越し、「あれだったんじゃないか」と言うことでその先の道でUターンして戻った。牧場はあるが人がいない。少し離れた、家に行って聞いたら、もっと先で、「クマザワ」とか看板が出ていると教えていただいた。結局さっきUターンした道だった。ゆっくり車を走らせる。途中で、中学生らしい男の子に、聞いたら「2つある。この先です。」更に進み、おばちゃんに聞いたら、「2つあって、山の上と下に、牝と牡をわけているけど、どっちに牡がいるか牝がいるか知らない。あそこが辻さんの家だからあそこに行って聞いてみれば。」「ありがとうございました」Uターンして家にいく。
家の人に話すと別の男性の人を呼んでくれた。「そう言えばユニオンからビデオを取りに来るって言ってたな」「あの私たちは、ユニオンの者ではなくて、会員で、馬を見せていただくようにお願いしていたんですけど」「そうか。ちょっと待っていて」クラブから連絡は行っているはずだが、全員に伝わっているわけではない。男性の方は車を走らせ山を登っていった。まだ日進育成場に16:00に行く予定なのだ、内心、時間が気になっていた。すでに15:40を過ぎている。
車はもう一人の方と一緒に戻ってきた。「ついて来て」と言われ、前の車についてかなりの勾配を登っていった。P50ダイナガリバー×ヒダカダイアナ(牡)は山の上にいるらしい。山を登って少し、降りたところに分場があった。牧場の先に海が見え素晴らしい眺めだった。P50ダイナガリバー×ヒダカダイアナは私の友人のOさんが一口持っている馬で、立派な馬体をしていた。お礼を言って分場を後にした。坂を下りてくる時、辺見さんが「こういうのが、牧場だと思っていた」と言った。「牧場のイメージはこうだった」と。
日進育成場(夕方、ぎりぎりセーフ)
いよいよ本日のオーラス。今度は、迷わずにすんなり着いたが、16:15。15分の遅刻だ。もう馬を厩舎に入れているところだった。対応して下さった牧場の方は、「遅いぞ」という顔をしていた。(日進牧場と言えば我が、アルケミストを提供していただいた牧場でもある。それなのに遅れてしまって、すみません。)それでも、P39ラストタイクーン×ジャニスとP16キンググローリアス×ラッキーオカメを見せていただいた。 両馬とも、ここまで順調に成長しているとの話だった。
「どうもありがとうございました」お礼を言って日進育成場を後にした。今日の見学予定はすべて終了した。後は、時間を気にしないで走れる。静内に向かい235号線を戻る。途中、昼飯を食った「シャンティ」で休憩。ついでに海岸まで散歩した。海の水はそんなに冷たくなかった。
2日目の夜(バトルトーク)
午後6:00頃、ホテルに到着した。7:00にロビーで待ち合わせて、外に出た。 居酒屋に入る。また、生ビールで「お疲れさん」さすがに今日は、疲れと、前日飲み過ぎているので、そんなに飲む気は起きなかった。それでも、3杯くらい飲んだ。酒は進まなかったが、話は弾んだ。鈴木さんが「今の馬は、昔より弱くなっているという説がある」と言いだしてから「いやそんな事はない」と私が言い、だんだん激しくなり、バトルトークとなった。一時間くらいして、辺見さんや塩野さんはやや白け気味になっていた。 「そろそろ行きますか」となり、ホテルに戻った。
明日は、8:15出発予定だ。私の愛馬、P56ヤマニンスキー×キタノガビーに会える。